BE-PAL11月号

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BE-PAL11月号

連載『にっぽん刃物語』は、江戸和竿総本家「東作」6代目の故・松本三郎さんが愛用した、竹の付し抜きを紹介。

 

もうひとつのレギュラーページ(インタビュー)『田舎賢人!』は、経済アナリストの森永卓郎さんにご登場願いました。バブル崩壊やその後の低成長時代を予見、『年収300万円時代を生き抜く経済学』で話題になりましたが、今は200万時代に入っていると言います。年収が下がっても楽しく誇りを持って暮らせる場は、都心から出舎で90分くらいの「トカイナカ」だとおっしゃいます。

 

ニュースページ「BLUE&GREEN FIELD」では、相次ぐツキノワグマによる人身事故の背景と、これから行なうべき対応策を「クマと人との新しい生活様式」として担当。東京農業大学山﨑晃司教授にお世話になりました。

クマはユニット(地域個体群)ごとに棲息状況が異なっており、九州ではすでに絶滅が宣言。四国では20頭程度の個体しかおらず、種としての存続が非常に厳しい状況にあるそうです。出没や死傷のニュースだけを切り取ってことさら大きく取り上げることは、世論を誤った方向に導いてしまうという意見に、報道の現場に身を置くものとして改めて考えさせられました。