BE-PAL9・10・11月号
BE-PAL9月号
連載「にっぽん刃物語」は、漆掻き職人用の道具を作る鍛冶屋が使う特殊な「金裁鋏」について。福島県いわき市の鍛冶職人、鈴木康人さんの仕事場におじゃましました。
もうひとつの連載(インタビュー)「田舎賢人!」は、自身の薪ビジネスと若者の就労支援を結び、地域に協働事業を生み出した薪遊庭の村山英志さんにご登壇いただきました。
BE-PAL10月号
連載「にっぽん刃物語」は、箒づくりに欠かせないカラサキという刃物を求め、茨城県つくば市の箒職人、フクシマアズサさんのもとを訪ねました。カラサキはホウキモロコシの軸を割くために欠かせないごく小さな諸刃の道具です。
もうひとつの連載(インタビュー)「田舎賢人!」は農業について。有機栽培農地を2050年までに25%増やすという農水省の『みどりの食料システム戦略』の数値が大きな驚きを持って受け止められていますが、10数年前から具体的ノウハウとともに環境共生型農業へシフトチェンジを社会に提言し続けるNPO法人たんぼの舩橋玲二さんにご登壇いただきました。
ニュースページ『BLUE&GREENF EELD』で、再生可能エネルギー購入のポイントを解説しました。取材させていただいたのは、サステナビリティーとソーシャルを標榜する『みんな電力』(東京都世田谷区)です。自然派の電力自給生活も紹介しています。
BE-PAL11月号
連載「にっぽん刃物語」は、井川メンパ職人の故・海野周一さんが使っていた、メサシという穿孔具の機能性と弁当文化の「今」について論考。
もうひとつの連載(インタビュー)「田舎賢人!」は、考古植物学者・鈴木三男さんにご登壇いただき、縄文人の植物利用について語っていただきました。
ニュースページ『BLUE&GREENF EELD』では、アウトドア界で話題を呼んでいる『ヒルは木から落ちてこない。』の著者、樋口大良さんにインタビュー!
俗説を無批判に信じている大人を、子どもたちが啓蒙するお話が愉快でした。
ヒルは木からも襲ってくるという話は泉鏡花の『高野聖』以降流布され、あのウイキペディアにも少し前までそう記述されていましたが、ヤマビル研究会の子どもたちが実験で異論を唱えてから、いつのまにかその記述はなくなったそうです。