BE-PAL4月号 5月号(小学館)

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BE-PAL4月号 5月号(小学館)

BE-PAL4月号

連載インタビュー「田舎賢人!」は、千年持続学を研究する名古屋大学大学院教授の高野雅夫教授にご登場いただきました。環境問題は百年の視点では解決しない。真の持続可能性には千年の展望と構想が必要、というメッセージが心に響きました。

にっぽん刃物語は、島根県の伝統工芸品、石州半紙の原料である楮(コウゾ)を削る「黒皮そぞり包丁」を取材。黄緑色の甘皮は削らずにあえて残すことで、水をはじき丈夫な、生成りの色の紙になります。材料を絶妙な塩梅にそろえる刃物づかいを見てきました。

 

BE-PAL5月号

連載連載インタビュー「田舎賢人!」は、宇宙食に採用された高校生たちのサバ缶プロジェクトを、陰に日向に支えてきた福井県立若狭高校海洋科学科教諭の小坂康之さん。海に象徴される自然が持つ教育の力を改めて実感したインタビューでした。

 

にっぽん刃物語は、江戸時代から使われる農具、千歯扱(せんばこき)の今を見るため山梨県上野原市の雑穀農家を訪ねました。角がぴんと立った鋼鉄の歯が並んだこの道具もまた、刃物の一種といえましょう。足かけ4年にわたり続いたこの連載ですが、この号が最終回です。長い間ご愛読ありがとうございました。鍛冶と刃物の取材はしばらく充電に入ります。次号からは新連載を担当します。