BE-PAL10月号
担当インタビュー「田舎賢人!」は、昆虫食文化研究の第一人者である立教大学文学部教授の野中健一さんにご登場いただきました。昆虫食は世界の多くの地域に続く食文化で、日本でも少し前までは身近にあった習慣。人が昆虫を食べてきたのは、魚や肉が手に入らなかったからではなく、美味しかったから。貧しさの象徴でもなく、それが証拠にどの国でも食用昆虫は肉より高価だといいます。
もうひとつの連載「四国の右下にぎやかそ革命」は、祭りと関係人口について。過疎化と高齢化で各地で祭りが縮小したりなくなっていますが、徳島県美波町のちょうさ祭りでは、この町に移住して起業した人たち、サテラライトオフィスへの進出した企業のスタッフやその関係者が重要な担い手になっています。